2015/05/22
外だけと思ったら大間違い!建物の中もご覧ください。熱帯気候のベトナムならではのこの造り
❝建築家のボー チョンギアがデザインしたユニークな「さや」は、イタリアのミラノで
生えはじめ、育っています。直接見ると、その素晴らしを実感できます。
「地球に食料を、生命にエネルギーを」というミラノ万博2015テーマにあわせ、
ベトナムパビリオンは木を包む高いシリンダ形の竹のさやから成り立っています。
❝竹のさやは浅いプールに立って、浮いているイメージを表現しています。
このさやは、それぞれが今でも成長していることもあり、サイズ違いで25個もあります。
パビリオンの建物は2階建てで、入口にあるハスの形した踏み石を渡り、中に入ることができます。
建物は、さやが骨組みの役割をしており、自然換気の効果あります。
ベトナムの熱帯気候に対し、涼しさを感じさせるつくりになっていますね。
ボー チョンギアがハスを選んだ理由は、ベトナムの大切な食材の象徴だからです。
ハスはスープやサラダ、スナック、飲み物、薬などに使われています。
10月、万博終了後には、パビリオン自体も再利用されます。プレハブ方式の竹のさやは、
軽量な為、ほとんどコストもかからず、簡単に解体でき、そのまま再利用される予定です。
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